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[イギリス鉄道旅行] 4日目 カーライルへ戻る
旅行先 : カーライル
 時期 : 2005年9月
Kirkby Stephen駅からカーライルへ戻り、そこからニューカッスル行きの電車に乗り換えます。

電車が来ました。イギリスのローカル線は、降りる時は窓を開けて外側のボタンを押してドアを開ける、と人から聞いていましたが、幸い降りる時も乗る時も押しボタン式でした。

この電車は急行だったせいか、立っている人が何人もいます。
老夫婦と私は同じドアから乗りました。3人とも何事か?という感じでいました。
車内販売の人が、人がつかえて動けなくなっていました。
「席がいっぱいなのよ!」と車内販売員。
私も状況が分からなくて「席がふさがってるんですか?」ときいたら、「席がいっぱいなんだよ」と周りの全員が一斉に答えてくれました。
まあ、1時間で着くから立ってていいか。それにしても、ばらばらでいてこの一体感があるところが最高。

途中の駅で、デッキの補助席に座っていたおばさんが、老夫婦のおばあさんに席をゆずって隣りの車両へ行ってしまいました。「座れてよかったですね」と言いたかったけど言えなかったので、おばあさんに向かってニコッとしました。

その途中駅で、更に人が乗って来ました。私も隣の車両のデッキへ押されるように移動しました。
そこの補助席に座っていたおじさんが、大荷物 (というほどでもないが) を持っている私にしきりに座りなさいと言います。
(いやー、日本の習慣では年長者に席を譲るべきだし、別にちょっとの時間だからどうってことないんだけど。)
私は「Pleeese」と言ってひたすら遠慮しました。周りの人はこちらを見て微笑んでいました。おじさんは、決まり悪そうに座っていました。
(イギリスの習慣だと、この場合は女性に席を譲るべき
だったのかもしれない)

こんな感じで、温かい雰囲気のセトルカーライル鉄道は、終点カーライルに着いたのでした。
旅行写真
セトルカーライル鉄道...
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