メッセージを送る 
エジプトのゼイトウン
旅行先 : エジプト、カイロ市郊外のゼイトウン
エジプトのカイロ市郊外のゼイトウン(Zeitun)では、1968年から1971年にかけてコプト正教会の丸屋根の上で聖母マリアの光り輝く霊体のご出現がありました。この現象は、ほとんど毎夜、10万人以上の人々に目撃され、多くの病気の人が瞬時に癒されるという奇跡もありました。この出来事はコプト正教会、コプト派カトリック教会、プロテスタント教会、そしてイスラム教のエジプト政府からも公式に聖母の出現であったと認められています。

昨年、2009年12月9〜12日、16〜24日にかけて、再びご出現があったことは、日本ではまだあまり知られていません。今度は聖母のみならず、他に数体の、同じく光り輝く霊体がYouTubeの映像に映し出されています。これらの出来事を読者の皆様にご紹介できることを、編者として本当に幸いに思います。

以下の映像を提供してくださった方々に、カトリックの一信者として心からの感謝を申し上げます。

YouTube(1)2009年12月10日、聖母と三体の光り輝く聖なる霊体
http://www.youtube.com/watch?v=mpgZdFM9mH8

編者解説:少し大きめの霊体は聖母と考えられます。ほかの三体の霊体は、前回のご出現(1968年〜1971年)から40年の間に煉獄での修行を終えて、天国(宇宙の中心領域)へ帰れる段階に達した聖なる霊体と考えられます。

映像のなかほどで、光り輝く四体の霊体がデモンストレーションのように、見物している群衆の頭の上を飛行してまた丸屋根の上に戻ってくる情景が映されています。一糸乱れぬその飛行の一致から四体がほとんど一心同体の関係にあることが推測できます。

これらの存在を幽霊や悪魔の類と混同する人は、あまりにも勉強不足、認識不足というべきでしょう。幽霊とは人々の肉体の死後の霊で、この世(物質的三次元世界)に執着が残り、生前に罪でエネルギーを消耗するなど、いろいろな理由でこのように光り輝く聖なる段階の霊体とはなり得なかった霊です。悪魔とは堕落した天使であり、ねたみから人々を罪へと引きずり落とそうとする霊体なので、病気の奇跡的治癒などで人々を信仰へ導くことはありえません。

「神は霊である」(ヨハネ福音書4:24、新共同訳)、つまり宇宙の第一原因である創造のエネルギーは私たちが霊と呼んでいる実在であり、その本質は私たちが愛と呼んでいる働きです。

YouTube(2)2009年12月17日、おそらく帰天前の聖なる霊体の挨拶
http://www.youtube.com/watch?v=hQEgnwTgdJK

編者解説:子供のような雰囲気のこの光り輝く霊体は、おそらく聖なる段階になりたてほやほやの霊体でしょう。私は最初、幼子イエズスさまかと思ったのですが、それならいつも聖母と共におられるはずだと思いなおしました。コプト正教会の前に集まっている群衆にお別れの挨拶をしているように感じられます。

この霊体をよく眺めると頭にあたる上部の周囲には黄金のオーラが、またそれより下部の周囲には紫に近い青いオーラが観察できます。

映像の終りまで眺めていると、お別れの挨拶が終わって、一瞬にして教会の丸屋根の向こうの夜空へ点になって飛び去っていくのが見られます。どの程度のスピードなのか、どなたか計算してみられると興味深いでしょう。その速度によって、地球上の他の地域へ行くのか、あるいは帰天(天国へ帰る、つまり宇宙の中心領域へ帰ること)するのか判断できると思います。私はおそらく帰天ではないかと思います。

UFOとご出現との関連を説く人がいます。このコプト正教会でのご出現でも、前後にアダムスキー型の円盤ではないかと思われる映像がYouTubeに提供されています。私の考えでは、聖なる霊体の誕生は宇宙的な出来事なので、他の星から偵察に来るのも当然と思います。できればスカウトしたいと思っているのかもしれません。

太陽系外のほかの恒星系までは、私の乏しい知識によれば一番近くのアルファ・ケンタウリでも4・3光年かかりますので、偵察に来るにはあまりにも遠く、やはり太陽系内の惑星、物質的三次元とは別の次元からの来訪者と考えられます。

いずれにしても、それらは宇宙船を使わねば宇宙空間を移動できないレベルの文明であって、一瞬にして宇宙の中心領域へ達する(神に近い)ことが可能と考えられる聖なる霊体(現代風にいえば超生命体、あるいは宇宙生命体)とは、霊的な発達段階がかなり異なると考えられます。

UFOの映像は、別の次元からの霊体なので眺めるだけでも霊的に何らかの影響を受ける恐れがありますので、私はできるだけ見ないようにしています。

どのような影響を受けるのか、また映像をどの程度ながめればそういう影響を受ける恐れが生じるのか、まったく未知の領域なので何とも言えませんが、仮説として、たとえば、日常生活においてUFOからの干渉を頻繁に受けるようになるとか、霊魂がUFOに連れ去られたり、生命エネルギーを吸い取られて霊的に殺されるという危険も、可能性として考えられます。

私は、UFOよりも、もっと根源的な神とのつながりによって霊的に成長することを望む者ですので、UFOだけでなく不必要なあらゆる干渉から自分の霊魂を守るために、絶えずロザリオの祈りを毎日欠かさずに祈りつづけています。どうか警戒なさってください。


YouTube(3)2009年12月22日、聖堂内で名残りを惜しむ帰天前の聖なる霊体
http://www.youtube.com/watch?v=LJWaidsC2cI

編者解説:これも聖なる段階に達した霊体でしょう。コプト正教会の聖堂の内部で名残りを惜しんでいるように感じられます。このことから、おそらくこの教会で煉獄の修行を終えて帰天してゆく前の修行者の霊魂だろうと推測できます。

以上、編者解説はあくまでも編者による個人的な仮説にすぎないことをお断りしておきます。
旅行写真