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イスタンブールの街角で
イスタンブールの街角で

タイトル  イスタンブールの街角で
目的地 アフリカ・中東 > トルコ > イスタンブール
場所 イスタンブール
時期 1991 年 8 月
種類 景色
コメント  夏の夜の訪れは遅い。
しかし、夕焼けはもうはじまっていた。
ガラタ橋から見る夜景は今度にしよう。
 ガラタ橋は旧市街エミノニュ地区と新市街ベイオール地区に架かる由緒ある橋だ。
両市街の間をゴールデンホーン川がたおやかに流れている。
橋の袂にはフェリー乗り場や鉄道駅、バスターミナルなどがあり、東西世界、つまりヨーロッパとアジアが交差するイスタンブールでも最も賑わいをみせる場所だ。
獲れたての魚が水揚げされ、橋には市場も並ぶ。
夕焼けのガラタ橋から眺める対岸は、イスラム寺院の尖塔(ミナレット)のシルエットが美しく、イスタンブールで最も旅情を誘う場所でもある。
 ホテルを出てすぐの坂道を下る。
ホテルは観光地の要所アヤ・ソフィア寺院、ブルーモスクの愛称で知られるスルタンアフメットモスク、
スルタンの宝物で埋め尽くされているトプカプ宮殿などがあるベイヤジット地区に近いラーレリ地区にある。
それらは、今下っている坂道を逆に登ればたどり着くはずだ。
坂を下りきれば海だ。港町は良い。
坂道が多いからだ。情緒溢れる景観、それに路に迷うことが少ない。
今下っている坂道はティヤロット通りという。道端にはゴミが多く閉口する。
 仕事帰りや夕げの仕度に忙しそうで、日中ののんびりした姿とは逆に男たちがたたわしそうに追い抜いていく。また、買い物袋を下げた男たちが坂を早足で登って行く。
ロバが引く台車に果物が積んである。
それらを買い求めるのは皆男たちだ。

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