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ジャンビアダンス
ジャンビアダンス

タイトル  ジャンビアダンス
目的地 アフリカ・中東 > その他の国・地域 > その他の都市
場所 イエメン マナーハ
時期 1996 年 5 月
種類 景色
コメント しばらく呆然とした時間が過ぎていった―――。
 呆然自失から呼び覚まされたのは、正午のジャンビア・ダンスの音色だ。
礼拝もそこそこに(?)ドンタッタ、ドンタッタ、ドンドコドンと鐘と太鼓の音。
みんな、相変わらず好きだなー・・・・・・・そして私も(笑)。
「兄ちゃん、また性懲りもなくやっとんかいなー」呆れられるのは私。
「昼食前の準備体操ですがな・・・・・」
「嘘こき、目が訴えとる。おっちゃんらが持ってる鉄砲触りたかったんやろ?(笑)」
―図星ですがな・・・・・―
このハジャラ村も含め、このルートではほとんどの成人男子がライフル銃を携帯している。
―――訪れた時期が5月初旬、ちょうどコーヒー豆の収穫の時期であったが、農作業に向かうひと、ちょっと散歩をしているだけのような老人も、みんなみんな肩にライフル銃。
 マトゥハ峠に着く前に、あるコーヒー園にお邪魔し、そこを見学した。
そのとき、同行していた女性が財布を落としてしまったらしい。
ことのいきさつは省略するとして、私は「3号車のアリ」の車に乗り、「4号車のアリ」と「5号車のアリ」ら(ややこしい)とある村へジープで向かった。
そこで展開したのは村びと約30人対、ドライバーたちのすさまじい口論であった。
くだんの女性が落とした財布はコーヒー園をくまなく探したたがどこにも見当たらず、コーヒー園にてまとわりついていた少年たちが拾っているのではないか?ということでの村への訪問らしい。
いや、すごいのなんの、5号車のアリはジャンビアの柄をもち抜かんばかりの格好だし、しまいに興奮しずぎた村の男のひとりが空に銃を向け打つなど、私は遠めにしていながらも怖くなり、サボテンに身を潜めて覗うばかり。
「アンタ、なにしに行ってん?」そのとおりなのだが、私にも立派な勲章がある。
サボテンに近寄りすぎて、トゲだらけの顔が――。
埒があかないまま、アリたちとコーヒー園に戻ると、どうやら少年が財布を発見した形で一件落着していたらしい。
「アンタ、また抜け駆けしてたん・・・・・」大阪のオバチャンにはしきりにうらやましがられていた。
―――しかし、ここ天空の城ハジャラはどこまでも陽気な舞踏会であった。

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